「自律神経を整えると免疫力がアップする」
「多くの病気は、ストレスを抱えた無理な生き方により、心や体への負担が強くて起こる。そのために、生き方の無理を正して、病気を治すことが根本的な治療になる」
こういった言葉に異を唱える人はほぼいないでしょう。
メディアでも「お医者さん」が登場してよく上記の話をしていますね。
しかし、これは20世紀の終わりごろ、外科医だった福田稔医師と、新潟大学で免疫学を研究していた安保徹教授が提唱した「福田ー安保理論」がその源になっています。
「福田ー安保理論」で提唱された「免疫」は、人間が生きていく中で最も基本的で基礎的な医療でほとんどお金はかかりません。
「免疫力」をあげて健康になるためには、特別なことをしなくてはいけないのではありません。
どれも簡単にできることばかりなので実践しやすいはずです。
その前に知識として知っておかれると、行動に繋がりやすいと思いますのでブログやサイトで紹介していきます。
それでは、福田 稔先生と安保 徹先生の著書から紹介をしていきたいと思います。
自律神経には興奮・緊張状態のときに働く「交感神経」と、休息や睡眠などリラックスしているときに働く「副交感神経」の2つがあります。
交感神経は、細胞を興奮させて活動的にする神経で、日中に優位になります。
交感神経が優位の時は心臓の拍動が高まり、血圧が上がり、血流の勢いが増して、体調はエネルギーの消費モードに入ります。
副交感神経は細胞を休息させる神経で、夜に優位になります。
副交感神経が優位の時は、血圧が下がり、血流量が増えて、流れもゆったりします。こうして細胞はリラックスし、体調もエネルギーの温存モードに切り替わります。
食べ物の消化吸収もエネルギーの蓄積に関係するため、副交感神経の支配下にあります。
このように、自律神経は一定のレベルにとどまることなく、交感神経の波と副交感神経の波を繰り返しながら、全身の細胞を同調させています。
つまり、この二つの神経の波を途絶えさせないことが生き延びることであり、実際に両者のバランスが著しく崩れた時に、生きる力も弱まってくるのです。
その生きる力に相当するのが、病気から体を守る「免疫力」です。
免疫システムの中心には、白血球が存在します。白血球は、体の中を自由に動き回る血球細胞でありながら、ほかのあらゆる臓器と同様に、自律神経の指令を受けているのです。
(参考文献 免疫を高めて病気を治す 最強事典 マキノ出版)
リラクゼーションの有効性がこういった「自律神経の乱れの予防」という観点で普及しました。
いまだに「リラクゼーションは医療じゃないから意味がない」という方が「ごく少数」ですがおられるようです。
病気になったら「医療機関」で医療を受けるのは当然のことです。
ただ病気になったら「完治する」のに時間がかかります。
なので予防医学という言葉が頻繁に使われるようになりました。
予防医学といっても特別なサプリメントを食べないといけないわけではありません。
例えば、日頃ストレスが多い方は「交感神経」が優位になっているかもしれません。
そういった場合はリラクゼーションサロンで心身ともにリラックスして、凝っている筋肉をほぐして血流アップをすることも「副交感神経」に切り替わるお手伝いになります。
日々の生活では「健康的な生活習慣」が大事になります。
リラクゼーションサロンを利用した時に
「いつも仕事ばかりで身体の事、考える暇がなかったな~」
「いつも考え事ばかりしてたな~」
「定期的にゆっくりする時間をつくらないとな~」
っと、日々の忙しさから解放され健康に気持ちが向くと思います。
これもリラクゼーションサロンが存在する大事な意義だと思います。
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